ハートボイルドマスターへの道

小説で標榜している「ハートボイルド」という概念について深く探究する為のブログ。

ハートボイルドとは何ぞや?

こんばんは。お初にお目にかかります、松田悠士郎と申します。新年度のスタートと共に、このブログを始めました。以後、ひとつ宜しくどうぞ。

 

さて、このブログでは何を書いていくかと申しますと、私が小説投稿サイト「カクヨム」に上梓している小説「こぶし探偵ともちん」のキャッチコピーに使用している「ハートボイルド」という概念についてであります。

 

初回は、このブログを見た皆様が必ず覚えるであろう、「そもそも『ハートボイルド』って何?」という疑問に、簡潔ながら答える事と致します。

 

「ハートボイルド」とは、私が尊敬する俳優の松田優作さんが、かつて主演テレビドラマ「探偵物語」を製作する際に提唱した概念でして、ハートウォーミングで、ちょっとだけハードボイルドなもの、それを合体して「ハートボイルド」と称していたのです。

 

私、「探偵物語」が大好きでして、この様なお洒落で面白い物語を創出したいと常々思っております。

カクヨムで「こぶし探偵ともちん」を書く時にまず念頭に置いたのが「探偵物語」でしたが、流石にそれだけという訳にも行かないので、他に様々な作品(松田優作さんの作品に限らず)からインスパイアされて書きました。しかし、「ハートボイルド」だけは最初から大いに意識しました。

 

「こぶし探偵ともちん」で、「ハートボイルド」が充分に表現されているかは、お読み頂いた皆様の御判断にお任せしますが、今後も私なりの「ハートボイルド」を表現していく所存です。

 

非常に簡潔でしたが、「ハートボイルド」について少しはお判り頂けたでしょうか? 次回以降は、より「ハートボイルド」を掘り下げつつ、その源流にある「ハードボイルド」についても探究して行こうと思っております。では、これにて失敬。